月並祭  つきなみのまつり

月並祭  つきなみのまつり

毎月一度行う我が家の神棚のお祭り「月並祭」にて奏上する祝詞です。先月の月並祭から本日の月並祭までに一月の間いただいたご加護への感謝を申し上げまたこれから一月の間もご加護をいただけるように祈念いたします。

これのかみどこにませまつるかけまくもあやにかしこきおおかみのおおまえに かしこみもかしこみももおさく

此神床に命座奉る掛巻も綾に畏き大神の大前に 恐み恐みも白さく

おおかみのひろきあつきみたまのふゆによりて うるわしくすこやかになりはいのことごとにいそしみつとめるをもちて 

大神の廣き厚き恩頼に依りて 麗しく健やかに家事の事々に勤しみ務めるを以ちて

うづのみてくらをささげまつりて

宇豆の弊帛を捧奉りて 

けふのいくひのたるひのつきなみのみまつりつかへまつるさまを たひらけくやすらけくきこしめして

今日の生日の足日の月次の御祭仕へ奉る状を 平らけく安らけく聞食て

いまもゆくさきもいやとうにいやながに 大神のたかきたうときみたまのふゆによりて

今も行先も彌遠に彌永に 大神の高き尊き御恩頼に依りて

まがかみのまがことなくいえかどたかくいかしやぐわえのごとくたちさかしめたまへと

禍神の禍事無く家門高く五十茂八桑枝の如く立栄えしめ給へと

こいのみまつらくさまをきこしめしたまへとかしこみかしこみまおす

乞祈奉らく状を聞召給へと恐み恐み白す


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